一 般 水 彩 画
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姫路城好古園  石塚 邦夫
こんなに色の豊富な水彩画を見たことがありません。色を省くのは簡単ですが、色を増やすには勇気が入ります。作者の自信の表れであるとともに、真の美しさの勝利です。
裸 婦  栗原 宏一
裸婦を描くにはデッサンが生命線です。そして女性の腰のくびれが表現されれば、生身の女性として魂が呼び起こされます。作者は自身の女性像を筆に凝縮させたのでしょうか。
夏・黒部  上石 陽一
誰かが言いました。まるで色のある水墨画だと。遠くまで続く道が、黒部の秘境を予感させます。絵には全てドラマが隠されています。見る人は登場人物の一人なのです。
遥かな尾瀬  栗原 宏一
今回の作品展に一番登場したのが尾瀬でした。往時の旅人も近時の旅人も、この地を訪れ水芭蕉に出会った感傷は同じだったでしょう。水の妖精はその容色を決して衰えさせません。
鎌倉 瑞泉寺  石塚 邦夫
この門は現在と過去の一里塚であり、足を踏み入れた人は、鎌倉武士の質実剛健さを目の当たりにします。作者もきっとそんな風情を醸し出した日常を送っているのでしょう。
ほうずき  板倉 慶隆
無彩色の葉と赤いほうずきの実、無駄なものを全て省く、足りないものを見抜いて加える。
日常のありふれた景色も、この作者の手にかかると、必ず新しい発見があります。
旧三井港倶楽部  金子 昭彦
絵を習い始めて1年半とは思えないタッチです。建物の黄色の色使いが斬新で、有名な建造物を身近なものに感じさせる力を持っています。人に左右されず自分を主張する術を知った人の絵です。
海外スケッチ  板倉 慶隆
オートバイ乗りでもある作者は、昨夏、ヨーロッパに長期間滞在して街角のスケッチを描きあさりました。技術屋さんが描く絵は、繊細でなおかつ大胆です。
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